初代AirPods Proを使い続けて2年経過し、そろそろバッテリー状態が気になります。購入してから毎日2時間以上使っています。
AirPods Proなしの生活は考えられない、内臓バッテリーがどれくらい劣化しているのか確認したいと思っている人はたくさんいると思います。
AirPods Proのバッテリー劣化状態を確認する方法はどうすればいいのでしょう?AirPods Proの寿命はどれくらいなのか気になります。
この記事でAirPods Proのバッテリー劣化状況を確認する方法をまとめています。また、バッテリー交換の仕方、いくらかかるのかもまとめています。
AirPods Proを持っている人のお役に立てる内容となっていますので参考にしてください。
この記事を書いた人

まるる♪
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AirPods Proのバッテリー劣化状態を確認する方法
結論から先に言いますとAirPods Proの場合、iPhoneのようにバッテリーの最大容量を確認することはできません。

どうしたらいいの?
自分で確認する方法としては、100%まで充電して、実際に使用してバッテリー残量が0%になるまでの時間を計りApple公表の使用時間と実際に使用可能な時間を比較することです。
AirPods Pro(初代) | AirPods Pro(第2世代) | |
---|---|---|
再生時間 | 1回の充電で再生:5時間 ノイキャン有効時:4.5時間 連続通話:3.5時間 | 1回の充電で再生:6時間 ノイキャン有効時:5.5時間 連続通話:4.5時間 |
充電ケース使用時 | 再生時間:24時間 連続通話:18時間 | 再生時間:30時間 連続通話:24時間 |
AppleCare+for Headphonesに加入しているとバッテリー容量が80%未満になると無償修理交換対応を受けられますので、80%がバッテリー交換、バッテリー寿命の基準と判断できます。(保証期間は2年間です)
ただし自分ではバッテリー最大容量の確認ができませんので使用可能時間で判断することになります。新品時と比較して80%で計算した場合の使用時間を表にまとめました。
AirPods Pro(初代) | AirPods Pro(第2世代) | |
---|---|---|
再生時間 | 1回の充電で再生:4時間 ノイキャン有効時:3.6時間 連続通話:2.8時間 | 1回の充電で再生:4.8時間 ノイキャン有効時:4.4時間 連続通話:3.6時間 |
連続使用時間でこれ以下の場合はバッテリーが劣化、寿命と判断してもよいでしょう。
充電ケースのバッテリー劣化もありますが今回はAirPods Pro単体で計算しています。

それでは筆者の2年毎日使っている初代AirPods Proのバッテリー劣化状態はどうなのか?実際に検証してみました。
2年毎日使った初代AirPods Proのバッテリー劣化状態は?
バッテリー100%の状態でYouTube動画を連続視聴して何時間でバッテリーが0%になるのか調査してみました。
ノイズキャンセリングはONにした状態でYouTubeを連続再生しました。結果は以下の通り。
右側 | 左側 | |
---|---|---|
連続再生時間 | 3時間50分 | 4時間04分 |
バッテリー容量(予測) | 85.2% | 90% |
2年間毎日使ってきた筆者のAirpods Proのバッテリー状態は左右で劣化状態に違いがありました。
再生をしていると突然ピポッと音が鳴り、ポップアップが出てバッテリー残量0%と表示され右側が聴こえなくなりました。左側はまだ再生しています。いつもなら残量20%になるとポップアップが出て警告してくれるんですが今回は突然のダウンでした。
実は、右側は充電されないこともあったり不具合がありました。いろいろ解決方法を探しまとめた記事があります。充電の不具合で困っている人がいたらお読みください。
新品時のノイズキャンセルONで連続再生時間が4.5時間に対し、結果は左右差はありますが4時間くらいとなりました。
検証結果から筆者の2年間使ったAirpods Proはバッテリー容量として85~90%程度はあると推測できました。
これならまだ十分使えますね。
AirPods Proのバッテリーを長持ちさせる方法
AirPods Proに限らずリチウムイオンバッテリーを搭載しているデバイスは使っていくうちにバッテリーは劣化します。劣化したバッテリーを回復させることはできませんので、少しでもバッテリーを長持ちさせる方法として次のことを提案します。
「バッテリー充電の最適化」をONにする
Airpods Proにもバッテリー充電の最適化を行う設定ができます。
この設定をONにすると、あなたのAirpods Proが毎日どのように使われているかをiPhoneが学習します。バッテリー負荷を考え80%以上充電をしない場合があります。
設定方法を図解します。
設定→Bluetooth→AirPods Pro→バッテリー充電の最適化→ON


初期設定ではONになっていますがOFFの場合はONにしましょう。
音量を下げて使う
音量を上げるとバッテリーをその分消費します。
ノイキャンを使って好きな音楽を思う存分聴きたくなるのはわかりますが、一目盛り音量を下げることで電力使用量が抑えられAirPods Proの使用時間が長くなります。
音量を上げすぎることで難聴の懸念もありますので、耳にやさしい適度な音量で楽しみましょう。
「ノイズキャンセリング」、「外部音取り込み」をOFFにする
AirPods Proの最大の売りである「ノイズキャンセリング」、「外部音取り込み」この2つの機能をOFFにすることでバッテリー消費が抑えられます。
2つの機能を同時に使うことはありませんが、この機能をOFFにするということは、何のためのAirPods Proなのか?と思ってしまいます。
なら、「安価なワイヤレスイヤホンでいいじゃん」ってことにもなりかねませんね。

バッテリー消費を抑えるという意味では有効ですが、AirPods Proの性能を楽しみたいのであればOFFにすることはオススメしません。
充電ケースをフル充電しない
意外とやりがちですが、寝る前に充電ケースにケーブルを差したまま朝まで充電する。
これって非常にバッテリーに負担をかけてしまいます。過充電はバッテリー劣化の原因にもなります。
できれば「ケースの充電量が50%を切らず、100%にしない」80%くらいまでの充電量が理想です。
少しでも長くAirPods Proを使いたい人は手間ではありますが意識するといいですよ。
AirPods Proのバッテリー交換方法と費用について
ここまででAirPods Proのバッテリー寿命はバッテリー容量80%以下(体感)もしくは2年(Applecare保証期間をベース)として考えてもいいでしょう。
決して安くはないAirPods Proを2~3年で買い替えはお財布にも厳しいです。バッテリー交換で長く使いたいと考える人も多いはず。
では、バッテリー交換は自分でもできるのか?また交換費用はいくらかかるのか?その疑問について解説します。
自分でバッテリー交換を行うことはオススメしません。
専用工具および技術が必要ですし、破損の可能性が高いです。
Appleで交換してもらうことが一番安心、確実です。AirPods Proのバッテリー交換もほとんどが本体交換になります。

バッテリー交換したらいくらかかるの?
製品 | AppleCare+加入の場合 | 保証外修理 |
---|---|---|
AirPods Pro(片方) | 0円 | 7,900円 |
ワイヤレス充電ケース | 0円 | 7,900円 |
バッテリー交換費用として片方7,900円かかります。通常は両方交換することが多いので15,800円になります。充電ケースのバッテリーも交換すると追加で7,900円となると24,000円近くの金額です。
この価格なら新品を買いなおすことも検討してもいいですね。
こちらにAirPods Proのバッテリー交換について詳しく解説した記事も書いています。
長く使いたいと考える人はAppleCare+に加入することも考えた方がいいでしょう。4,600円でAppleCare+に入ることで保証期間が2年間に延長されバッテリー容量が80%以下になれば無償交換してもらえます。
2年以内にバッテリーが劣化した場合は、24,000円かかるところが実質4,600円で交換できることを考えるとメリットは十分あります。
AppleCare+for HeadphonesについてはApple公式をご覧ください。

まとめ
今回はAirPods Proのバッテリー劣化状態を確認する方法を詳しく解説しました。
2年間毎日使った筆者のAirPods Proの劣化状態は想像していたより進んでいないと思いましたが、毎日使うものなので、できるだけ長く大切に使いたいですよね。
簡単な設定、使い方を意識することでAirPods Proの使い方でバッテリー寿命は全然変わってきます。
- 「バッテリー充電の最適化」をONにする
- 音量を下げて使う
- 「ノイズキャンセリング」、「外部音取り込み」をOFFにする
- 充電ケースをフル充電しない
また、バッテリー寿命と感じた場合の交換費用についても解説しましたので参考になったと思います。
また、AirPods Proの片方が充電できないトラブルがよくあります。筆者の何度か遭遇していますが解決方法を解説した記事を書いています。充電不具合で悩んでいる人が多いようでたくさんの人に読んでもらっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。