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あなたはiPhoneのアプリを使ったあと、アプリを終了(タスクキル)させていますか?
バッテリーの節約になると聞いたから毎回アプリ終了させてるよ
アプリたくさん開くと重くなるから終了させてるわ
周りのひとに聞いてみるとこまめにアプリを使ったあとは終了させている人が多いようです。
実はこれ、あまり意味がないんです。アプリは終了しない方がいいんです。
意外と知られていないiPhoneのマメ知識のひとつ、「アプリは終了しない方がいい!」を解説します。
この記事を書いた人
まるる♪
- 2022年10月からブログ運営開始
月間8000PV達成継続中(2023年12月~) - iPhone一筋13年のApple信者
1台目はiPhone4でした。現在はiPhone13使用中 - Xフォロワー2200人以上
- Appleとゲームとアニメが好き
iPhoneのアプリは終了してはいけない
iPhoneでアプリを使ったあとに上にスワイプしてアプリを完全に終了している人、今すぐやめてください。
- アプリをずっと立ち上げたままだとバッテリーを消費するから
- アプリがたくさん起動したままだとiPhoneの動作が重くなるから
このように考えてアプリを完全に終了していると思いますが、実はこれ間違ってます。
Apple公式で明確に書かれています。 ←クリックでApple公式HPへ飛びます。
アプリが固まってしまったときや動きがおかしくなったとき以外はアプリを終了させる必要はないんです。
その理由を解説します。
アプリを終了しない方がいい理由
アプリを立ち上げるときに電力を使いバッテリーを消費するからです。
iPhoneのマルチタスクはパソコンとは違い、複数のアプリを同時に動かすことはできません。音楽アプリなどはバックグラウンドで他のアプリを起動しても音楽再生可能なものもありますが、通常は終了したアプリは裏でスタンバイモードとして待機している状態になります。
パソコンは複数アプリを同時に起動できますが搭載メモリが少ないと動作が重くなります。iPhoneは原則1つのアプリを起動して、他のアプリはスタンバイモードで使用するときだけ切り替えて使う仕組みです。
最近のiPhoneはメモリ管理が優秀なので、スタンバイモードのアプリはほとんどバッテリーを消費しません。
アプリを立ち上げる電力 スタンバイモードで待機している電力
毎回アプリを完全に終了し立ち上げる方が電力を多く使うため、バッテリーに負荷がかかります。
エアコンをこまめに電源オンオフをするより、一日中エアコンをつけていた方が電力を使わないと聞いたことがあると思います。それと同じでiPhoneのアプリもこまめに完全に終了するよりスタンバイモードにした方が電力を使わないのです。
意外と知られておらず、ついやりがちなことですよね。 コーヒーのサブスクならPostCoffee【ポストコーヒー】
アプリを終了した方がいい場合もある
iPhoneは優秀ですと書きましたが、アプリによっては相性が悪かったり他の要因でアプリが固まったり動きが遅くなったりする場合があります。
そのようなときは、アプリを完全に終了しましょう。
アプリを終了した方がいいのは、アプリが反応しなくなったときだけです。
Apple公式HP
アプリの終了の仕方
アプリの終了の仕方は皆さんご存じだと思います。
- ホームボタン付きのiPhoneの場合は、ホームボタンをダブルクリックして起動中のアプリを選択し上にスワイプする。
- iPhone X以降のiPhoneの場合は、画面下から途中までスワイプし、起動中のアプリを選択し上にスワイプする。
1つのアプリを終了する場合はこの手順でいいのですが、場合によっては複数のアプリを終了したいこともあります。1つ1つアプリをスワイプするのは手間がかかり面倒です。
そんなときは、2本指または3本指でスワイプすると複数アプリをまとめて終了できます。
iPhoneは一括ですべてのアプリを終了することができないので2本指、3本指スワイプは便利です。
iPhoneを再起動をした方がいい場合
ごくまれにアプリだけではなく、iPhoneが固まって動かなくなる場合があります。
その場合は、再起動をしましょう。
iPhoneの再起動の仕方はホームボタン付きとホームボタンなしのモデルでやり方が違います。
再起動や電源オフをショートカットで簡単にワンタップでできるように設定することができます。iPhoneのショートカットについて解説した記事がありますので気になる人はお読みください。
バックグラウンド更新の設定
アプリは終了しない方がいいと説明してきましたが、一つだけ注意点があります。
待機中のアプリがある場合に、バックグラウンドで自動更新する機能があります。アップデートがある場合、自動で最新版に更新してくれる大変便利な機能です。
デフォルトでは、バックグラウンド更新がオンになっており、意図せずに自動更新のためにモバイル通信が行われたり、バッテリーを消費することになります。
バックグランド更新はアプリごとにオンオフの設定が可能です。すべてのアプリをバックグランド更新オンにする必要はなく厳選することで、バッテリー節約にもなります。
ただし、バックグラウンド更新をオフにすると、地図アプリなどの位置情報を使うアプリは自動更新されなかったり、音楽アプリで画面を切り替えると再生が止まったりする影響が出ます。
まとめ
iPhoneはアプリを使い終わっても完全に終了する必要はありません。
- バックグランドで待機するアプリはほとんど電力を使わない。
- アプリを立ち上げるときの方が電力を使い、バッテリーを消費する。
- バックグランド更新は必要以外のアプリはオフにする。
最大の理由は、バッテリー消費を抑えることが目的です。
使わないアプリは終了した方がバッテリー負荷がかからない、アプリを立ち上げたままだと動作が重くなると思い込んでいた人も多いはずです。まったくの逆効果だったんです。
アプリは終了しない方がバッテリーに優しく長持ちするということを意識してiPhoneを使いましょう。
他にもiPhoneのバッテリー消費を抑える設定について紹介していますのでこちらの記事も参考にしてください。