記事内に広告を含む場合があります
【Google AdSense 広告について】
当サイトは、Google AdSense 広告による広告が掲載されており、広告のクリックにより収益が発生する場合があります。
【アフィリエイト広告について】
当サイトは、一部のリンクがアフィリエイトリンクとなっており、紹介した商品やサービスの購入等で収益が発生する場合があります。
【問い合わせについて】
表現記載について十分に配慮しておりますが、万が一問題や不備がございましたら、お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。
ついにiPhoneが待望のUSB-Cになったわね!USB-Cってそんなにすごいの?
iPhone15で念願のUSB-C対応で世間は歓喜ですね。USB-Cになると何が変わるのか、メリット・デメリットも解説します。
この記事を書いた人
まるる♪
- 2022年10月からブログ運営開始
月間8000PV達成継続中(2023年12月~) - iPhone一筋13年のApple信者
1台目はiPhone4でした。現在はiPhone13使用中 - Xフォロワー2200人以上
- Appleとゲームとアニメが好き
iPhone15でUSB-Cに対応しました
2023年発売のiPhone15からLightningが廃止され、ついにUSB-Cモデルに対応しました。
iPhoneユーザーはどれほどこの日を待ち望んだことでしょうか。
2015年に12インチのMacBookが「世界初のUSB-C搭載のパソコン」として発売されAppleのデバイスは次々とUSB-Cに置き換わっていきました。
Appleが世界に先駆けてMacBookにUSB-Cを搭載し普及させたのも関わらずiPhoneだけはかたくなに2012年のiPhone5から2023年iPhone15シリーズ登場まで11年間もの長い間Lightningにこだわり続けてきました。
AppleがiPhoneのLightningに、こだわってきた理由は後程解説します。
iPhone15がUSB-C対応となり世間はお祭り騒ぎのように歓迎していますがUSB-Cに変わると
- 何が変わるのか?
- メリットは?
- デメリットはないのか?
これらについてわかりやすく解説します。
USB-Cに変わるとLightningじゃダメなの?もう使えないの?
そんな疑問にも、ていねいに解説します。
USB-C対応のメリットとデメリット
それでは、iPhoneがUSB-Cに対応することで考えられるメリットとデメリットについて解説します。
実はUSB-Cは見た目は一緒ですが、規格が5種類あり転送速度の違いがあり複雑です。
規格 | USB2.0 | USB3.0 | USB3.1 | USB3.2 | USB4 |
---|---|---|---|---|---|
転送速度 | 480Mbps | 5Gbps | 10Gbps | 20Gbps | 40Gbps |
iPhone15シリーズでは、標準モデルとProモデルでは搭載されたUSB-Cの規格が異なります。
- 標準モデルはUSB2.0に対応
- ProモデルはUSB3.1に対応
となっており標準モデルはLightning同等の性能になっているのが残念な点です。
標準モデルとProモデルの差別化の意味もありますが、おそらくチップの影響もあります。標準モデルはiPhone14 Proに搭載されていたA16 Bionicが採用されました。iPhone14 ProはLightningなので480Mbpsになります。
搭載チップによる制約のためだと思われます。
USB-C対応のメリット
- データ転送速度が速くなる
- 充電速度が速くなる
- 他のデバイスとの互換性が高くなる
データ転送速度が速くなる
Proモデル限定とはなりますが、一番のメリットはデータの転送速度が速くなることです。
iPhoneのカメラ性能は年々上がっており、その分1枚あたりの写真・動画データが大きくなりがちです。写真データはAirdropで無線で転送も可能ですが、重い動画データは無線で転送は時間がかかります。
モデル | 形状 | 規格 | 転送速度 |
---|---|---|---|
iPhone14 Pro | Lightning | 480Mbps | |
iPhone15 | USB-C | USB 2 | 480Mbps |
iPhone15 Pro | USB-C | USB 3.1 | 10Gbps |
11インチiPad Pro第4世代 | USB-C | USB 4 ※ | 40Gbps |
※11インチiPad Pro第4世代のUSB 4はThunderbolt対応です。
iPhone15 Proなら10分かかって転送した動画データがUSB-Cになったことで2分半で転送できます。
iPhone15は残念ながら転送速度はLightningと同じです。
iPhone15/15Pro/15Pro MAXに付属されるUSB-CケーブルはUSB2.0規格なのでProモデルで高速転送を行うには別途ケーブルを購入する必要があります。
充電速度が早くなる
USB Type-CのUSB Power Deliveryは最大100Wの電力供給が可能です。
残念ながらiPhone15シリーズは公式には充電速度がアップしたとは記載されていませんでした。
高速充電に対応、30分で最大50%充電(別売りの20Wアダプタまたはそれ以上のアダプタを使用)Pro MAXは35分で最大50%充電となっており、iPhone14シリーズから変更はされていないようです。
iPhone14 Pro MAXでは最大29Wアダプタに対応しているとの検証結果があるので、スペック表には変化はなくとも実際の実力は向上している可能性もあります。
iPhone15には充電器が付属されていませんので20W以上のアダプタを購入すると高速に充電することができますので、iPhone15と一緒に準備することをオススメします。
急速充電について詳しく解説した記事がありますのでぜひお読みください。
他のデバイスとの互換性が高くなる
USB-Cに対応したことで様々な周辺機器を連携できます。
- USB-Cケーブル1本で充電ができるのでケーブルを共通化できる
- Lightning変換アダプタなしでSSDなどと接続できる
- USB-C対応の外部モニターに画像を映せる
- iPhoneからAirpods ProやApplewatchへリバースチャージ(逆充電)ができる
このようなことができます。
またProモデルは、4K60P動画を外部収録ができます。SSDなどのモバイルストレージに直接動画を書き込めます。iPhoneの容量を気にせず4K動画を長時間撮影可能となります。
USB-Cのデメリット
- Lightningケーブルが要らなくなる
- USB-C規格が複雑
Lightningケーブルが要らなくなる
長年iPhoneを使い続けると手持ちのLightningケーブルは数本あるはずです。今まで使っていたLightningケーブルが使えなくなるので無駄になってしまいます。
また周辺機器でLightning専用のものがあればそれも使えなくなります。
USB-C規格が複雑
規格 | USB2.0 | USB3.0 | USB3.1 | USB3.2 | USB4 |
---|---|---|---|---|---|
転送速度 | 480Mbps | 5Gbps | 10Gbps | 20Gbps | 40Gbps |
USB-C規格は上の表のように2.0~4まで複数規格がありますが、見た目では全くわかりません。規格によってデータ転送速度や充電速度に大きな違いが出てきます。
汎用性もあり、どこでも買える反面、値段も様々ですが購入の際は規格をしっかり確認する必要があります。
ケーブル選びに迷ったら強引ですが、高いものを買っておけば間違いないです。(USB3.1以上対応のもの)iPhone15はUSB2.0までですがそれ以上の規格のケーブルを使っても問題ありません。逆にProモデルの場合はUSB2.0対応ケーブル(付属)を使うと実力が発揮できません。
AppleがLightningにこだわった理由
Appleが、なぜLightningにこだわっていたのか?
サードパーティがLightningケーブルを販売するためにはMFI認証(MADE FOR iPHONE認証)を取得しなければなりません。(1製品につき4ドルの高いライセンス料をアップルに払う必要があります)
MFI認証を取得することはアップルのお墨付きをもらって販売できます。
iPhoneは世界で毎年数億台販売される端末ですから粗悪品のケーブルを使うことでiPhoneの故障、爆発などが起こったらアップルとしても困ります。
MFI認証品としてアップルが品質を保証したケーブルを使うことで純正同等の性能が出せるわけです。
iPhoneに Lightningが搭載されている限りMFI認証ライセンス料が自動的に入ってくるわけです。
Lightningをやめることは多額なライセンス料が入らなくなることを意味します。
これがアップルがLightningにこだわる理由です!
なるほど、MFI認証ライセンス料があるからアップルはLightningを変えたくなかったのね。ケーブルが高い理由がわかったわ。
まとめ
iPhoneのUSB-Cに対応したメリット・デメリットを解説しました。
USB-C対応になることでのメリット3点、デメリット2点を書きましたが普段はiPhoneだけで他のデバイス(ワイヤレスイヤフォン、iPad、PCなど)は使わない人はUSB-Cの恩恵をあまり受けないかも知れません。
iPhone以外のデバイスも使っていてケーブルはUSB-C1本で使い回しすることでケーブルを減らすことができます。
Appleはケーブルレスでの充電やデータ転送も開発中とのことですのでこの先発売されるiPhoneはポートレスタイプになっていく可能性もあります。
このブログではiPhoneを便利に使う方法やアプリの紹介をしています。iPhoneのバッテリーを長持ちさせる設定も解説していますのでぜひお読みいただきより快適なiPhoneライフをお楽しみください。