
もう出かける時間なのに充電するの忘れちゃった・・・

そんな時は、急速充電なら30分で50%充電できるよ!

えっホント!?それは便利ね、やり方教えて
忙しい朝やお出かけ前にiPhoneの充電を忘れると困りますよね。
そんなときに限ってモバイルバッテリーも忘れてくる・・・アルアルです。
今やスマホは欠かせないものになりましたが、使用頻度の高さからバッテリー消費が激しいという問題があります。
本記事では、iPhoneの急速充電について徹底解説し、必要なものから注意点までをまとめました。
- 急速充電とは何か?
- 急速充電に対応している機種はどれ?
- 急速充電に必要なもの
- 急速充電の注意点
急速充電とは何か?
急速充電の解説をする前に高校で習った授業の復習をしましょう。
電圧(V)×電流(A)=電力(W)になります。
高い電圧(充電器)×高い電流(ケーブル)にすることでiPhoneを早く充電できます。
iPhoneで急速充電を行うには、急速充電器と急速充電ケーブルが必要になります。
急速充電には主に3つの種類があります。
- USB Power Delivery(USB-PD)急速充電
- Quick Charge急速充電
- Qiワイヤレス充電器の急速充電
USB Power Delivery(USB-PD)急速充電
USB Power Delivery(USB-PD)は、USB規格の一つで、最大240Wの電力を扱うことができます。
iPhoneでは、USB-PDに対応した充電器とUSB-C to Lightningケーブルを使うことで、急速充電が可能になります。
iPhoneで急速充電をする場合、最大20Wまでの充電が可能で、通常充電よりも早い充電ができます。
Quick Charge急速充電
Quick ChargeUSB は、USB規格の一つで、最大100Wの電力を扱うことができます。
iPhoneでは、クイックチャージに対応した充電器とLightningケーブルを使用することで、従来の充電方式に比べてより高い電力を短時間で供給することができます。
一般的に、アダプターのタイプはUSB-Aとなっています。
Qiワイヤレス充電器の急速充電
Qiワイヤレス充電器でも急速充電が可能です。
iPhone 8以降のモデルでは最大7.5W、iPhone12以降のモデルは最大15Wまでの急速充電に対応しています。
しかし、USB-PDは最大20W充電ができるため、Qiワイヤレス充電の方が遅くなります。
微弱な電流を流し続けて、ゆっくり充電します。時間はかかりますがバッテリーに負担をかけず100%になっても過充電でバッテリー寿命を縮めません。
iPhoneの急速充電に対応している機種
iPhoneは機種によっては急速充電に対応しているものと非対応のものがあります。
iPhone8以降に発売された機種が急速充電に対応しています。

iPhone8で付属の充電器とケーブル使ってるけど充電が遅いけど?

付属された充電器とケーブルが急速充電に対応していないからだよ
iPhoneと付属品の急速充電対応一覧をまとめましたのでお使いのiPhoneを確認してください。
モデル名 | 付属充電器 | 付属ケーブル |
---|---|---|
iPhone7以前 | × | × |
iPhone8/Plus | × | × |
iPhone X | × | × |
iPhone XR | × | × |
iPhone XS/XS MAX | × | × |
iPhone SE2 | × | × |
iPhone11 | × | × |
iPhone11Pro/11Pro MAX | ○ | ○ |
iPhone12/mini | 付属なし | ○ |
iPhone12Pro/Pro MAX | 付属なし | ○ |
iPhone13/mini | 付属なし | ○ |
iPhone13Pro/Pro MAX | 付属なし | ○ |
iPhone14/Plus | 付属なし | ○ |
iPhone14Pro/Pro MAX | 付属なし | ○ |
急速充電に適した充電器の選び方
急速充電に適した充電器の選び方について解説します。
急速充電に対応した充電器には、USB Power Delivery(USB-PD)やQuick Charge(クイックチャージ)などの規格があり、これらの規格に対応した充電器を選ぶことで、より高速で充電ができるようになります。
- 出力電力(W)を確認する
- 信頼できるブランドを選ぶ
- コンパクトなものを選ぶリスト
出力電力(W)を確認する
急速充電に対応した充電器は、通常の充電器よりも高い出力電力を持っています。出力電力は、充電器の仕様書やパッケージに記載されています。
自分が使用する端末が対応している出力電力よりも高い充電器を選んでも問題はありませんが、逆に低い充電器を選ぶと充電速度が遅くなる可能性があります。
これから購入するならば20Wのものがオススメです。
信頼できるブランドを選ぶ
急速充電に対応した充電器は、電力供給が通常の充電器よりも多いため、品質に問題があると発熱や火災などのリスクがあります。
信頼できるブランドの製品を選び、安全性の高いものを選ぶようにしましょう。
コンパクトなものを選ぶ
急速充電に対応した充電器は、出力電力が高いため、大きなものが多いです。
持ち運びに便利なコンパクトなものを選ぶと、外出先でも急速充電が可能となります。

みんな味方DAISOにも急速充電器が売ってます。
お値段770円と少しお高めですが他のものと比べると圧倒的に安いです。

急速充電に適したケーブルの選び方
急速充電に適したケーブルの選び方について解説します。
急速充電に対応したケーブルには、USB-PDやQuick Chargeなどの規格に対応したものがあります。また、ケーブルの長さや太さも重要なポイントです。
充電器との接続部分がしっかりとしたものを選ぶことで、断線や接触不良などのトラブルを避けることができます。
- 対応電流(A)を確認する
- ケーブル品質に注意する
- ケーブルの長さを選ぶ
- MFIを考える
対応電力(A)を確認する
急速充電には、高い電力を伝達する必要があります。
急速充電には、高い電力を伝達する必要があります。対応電力も重要です。
ケーブルの規格によって最大出力電力が異なりますので、自分が使用する端末に適した出力電力に対応したケーブルを選ぶようにしましょう。
ケーブル品質に注意する
急速充電には、ケーブル自体の品質も重要です。
品質の低いケーブルを使うと発熱や火災などのリスクがあります。信頼できるブランドの製品を選び、安全性の高いものを選びましょう。
ケーブルの長さを選ぶ
ケーブルの長さによって、電力伝達の効率が異なる場合があります。
長すぎるケーブルを使うと、電力が途中で逃げてしまう可能性があるため、必要な長さのケーブルを選ぶようにしましょう。
MFI認証品を選ぶ
MFI認証を受けていないケーブルで充電した場合、発熱、発火などで最悪iPhoneが壊れる可能性があります。
また安価なケーブルはアップデートで使用できなくなる場合があります。
Made For iPhone/iPadを略してMFIと呼びます。Appleが定める製品品質を満たしているものをMFI認証となりApple公式認定品になります。

まさかのDAISOにもMFI認証ケーブルが売ってました。さすがに880円と高価です。


急速充電を行うときの注意点
急速充電を行う際には、注意点があります。
- MFI認証ケーブルを使う
- 高音時、低音時の充電は速度が低下する可能性がある
- 充電中はiPhoneの操作はしない、充電しながらゲームはやらない(負荷をかけない)
まとめ
iPhoneの急速充電について解説しました。急速充電に対応している機種や、急速充電に適した充電器やケーブルの選び方、充電中の注意点、急速充電ができない場合の対処法などをまとめました。
急速充電は便利ですが、使用方法には注意が必要です。正しい知識を持ち、安全にiPhoneを充電しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。