2023年5月から「Googleアカウント」へのログイン方法がパスワード不要で新たにパスキーに対応しました。

パスキー(Passkey)って何や?
ハスキー(犬)なら知ってるぞ
「パスキー(Passkey)」とは、Googleサービスにログインするときに生体認証(指紋・顔認証)を使って本人確認することでパスワード入力、二段階認証が不要になる仕組みのことです。
一度設定すれば次回から生体認証だけでログインできるのでとっても便利でセキュリティも安心です!

今回はパスキー(Passkey)の設定について解説します
- パスキー(Passkey)の仕組み
- パスキー(Passkey)の設定、ログイン方法
この記事の通りにやれば1~2分で設定は完了します。
とっても簡単なのですぐに設定し「簡単・安全にログイン」できる環境を準備しましょう!
パスワード不要パスキー(Passkey)の仕組み
Googleのサービスを利用するためには、ログイン画面でパスワードを入力する必要がありました。
パスワードは漏洩の危険があるため、短すぎず、単純すぎず、そして覚えにくい(推察されにくい)ものがいいとされています。
パスワードの使いまわしは危険なので、できるだけ各サービス毎に違うものを用意するのが一般的です。
そのため、パスワード管理アプリやブラウザにパスワードを記憶させたりして、パスワード入力を簡略化している人も多いと思います。
今回Googleがパスキーを導入し、簡単・安全にログインできるようにしました。
パスキーの仕組みは、FIDO2と呼ばれる業界標準の技術を利用しています。
FIDO2は、ユーザーのデバイスやブラウザによって生成された公開鍵と秘密鍵ペアを使って、ユーザーの身分を確認します。
公開鍵はWebサイトやアプリ登録され、秘密鍵はユーザーのデバイスに保存されます。
ログインするときは、ユーザーのデバイスが秘密鍵を使って署名を生成し、Webサイトやアプリが公開鍵で検証します。

ちょっと何いってるかわかんないです
iPhoneのロック解除を生体認証で解除できるのは自分だけです。
Googleにサインインするときに、Touch IDやFace IDなどの生体認証(秘密鍵)を使うことで自分であることを証明します。
Googleのサインイン画面(公開鍵)が(秘密鍵)であなた自身であることを確認できれば、パスワード不要で簡単にログインが可能になります。
「バーチャルコンシェルジュのはるか」さんが、パスキーについてわかりやすく説明している動画がありますので貼っておきます。
パスキーとは、パスワードなしでログインできる新しい認証方式です。
ユーザーのデバイスが特別な鍵を使ってwebサイトやアプリに自分の身分を証明します。
Googleにログインするためのパスワード入力、二段階認証を生体認証で行う仕組みです。
パスワードの漏洩、入力ミスもありません。
パスキーを使うことで、あなたであることの確認が取れないとGoogleにログインできません。
あなたのiPhoneはあなたしかロック解除できないです、その仕組みをGoogleのログインにも利用しました。

誰かがあなたに、なりすましてログインすることはできません
iPhoneのパスキーの設定の仕方
ここからはiPhoneにパスキーを設定の仕方を解説します。

パスキーを設定したいアカウントを選択する



ログインしたらGoogleアカウントに移動します。

左スワイプしてセキュリティを選択します。




次へをタップします。

続けるをタップします。

完了ボタンをタップします。

iCloudキーチェーンに保存されることで同じApple IDで他のデバイスでログインする際も生体認証でできるようになります。
Googleにログインする方法

それでは、作成されたパスキーを使ってGoogleにログインしてみましょう。
Googleアカウントから一旦ログアウト
します。



パスワード入力、二段階認証不要で簡単にログインすることができます。
まとめ
どうでしょう、パスキーを設定することで簡単に安全にGoogelアカウントにログインが可能です。
今後のセキュリティはパスワードからパスキーに移行していくものと思います。
Google以外でもApple、Microsoftがパスキーをサポートしています。
日本でもヤフー、ドコモ、KDDIがサポートを表明していますので今後ますます広まってくるでしょう。
できるだけ早めにパスキーを設定しセキュリティを高めることをオススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。