2023年に入ってからGoogleアドセンスの審査基準が厳しくなったのではないかという声が聞こえてきます。

また落ちた、受かる気がしません。
Twitterでそのようなツイートが毎日のようにTLに流れています。
多くの人が不合格ツイートをしていることからアドセンス合格のハードルが上がっているようです。
とは言っても基本的な考え方は大きくは変わっていないはずです。
アドセンス挑戦中の人、これから申請する人に向けた筆者経験談も交えて対策について解説していきます。
アドセンス合格するための正解論はない
結論としては、「アドセンス合格するための正解論は存在しない!」
これをやれば、必ず合格します、これくらいの記事数があれば合格できます、などということは誰にもわかりません。
Googleの中の人にしか合格の基準はわかりません。
しかし、合格のためのヒントは存在します。
それはGoogleの YouTubeで教えてくれていますよ。
- 審査コードは正しく設置すること
- サイトに正しくアクセスできること
- ポリシー違反をしていないこと
要約するとこんな感じですね。
審査コードは正しく設置すること
Googleアドセンスの公式HPにアクセスして利用開始するための必要事項を入力します。
- 必要事項を入力するとアドセンスコードが表示されます。
- アドセンスコードをコピーして、審査するサイトのヘッダーに貼り付けます。
- 「コードを貼り付けました」にチェックを入れ完了をクリックします。
- 「コードが見つかりました」と表示されたら完了です。
使用するテーマによってアドセンスコードを簡単に貼るための手順があります。
わからない場合は「○○テーマ名 アドセンスコード 貼り方」と検索して調べてください。

アドセンスコードを設置することが、難しくて心折れそうです。
サイトに正しくアクセスできること
アドセンスコードを貼り終えると、クローラーと呼ばれるGoogleのロボットがサイトに訪問します。
そのときにサイトにアクセスできない状態ではロボットがサイトを見つけられず、審査がされないまま終了となります。
他にも、登録したページが読み込めないような状態があると審査はできません。
ポリシー違反をしていないこと
これが一番わかりづらい内容ですね。
具体的にはGoogleパブリッシャー向けポリシーに記載されています。
Google 広告コードを使用してコンテンツを収益化する場合、以下のポリシーに準拠する必要があります。本ポリシーに違反すると、コンテンツに基づいた広告の表示がブロックされたり、アカウントが停止または閉鎖されたりする場合があります。
Google パブリッシャー向けポリシー
これを読むとアドセンス合格した人に向けて書かれているように思われますが、これから申請する人にもあてはまります。
Googleアドセンスのポリシーの要約
- 違法なコンテンツをアップしていないか
- 著作権を侵害していないか
- 暴力的なコンテンツをアップしていないか
- 信頼性のないコンテンツではないか
- 不正行為を助長するようなコンテンツはないか
- 性的なコンテンツではないか
などが、あげられます。
このようなコンテンツがアップされたサイトは審査に合格することはできません。
申請する前に確認してください。
アドセンス合格にPVは必要ない
2022年は、ある程度のPVがあれば合格していた傾向がありました。
Googleとしても、より多くの読者が訪問してくれるサイトに広告を貼った方が利益が出せます。
Googleも営利企業ですから、最初からある程度のアクセスのあるサイトを評価するのも納得できます。
最近のTwitterでの合格ツイートを見ると傾向と、PVが少なくても合格している人が多いようです。
初心者が立ち上げたばかりのサイトでは、どんなにいい記事がアップされていてもアクセスを取るのは難しいです。
アクセスやPVが少なくても合格しているサイトがあるのは事実です。
筆者も一日20PV程度の弱小サイトでしたが合格していますので、PVにとらわれずに申請してみましょう。
アドセンス合格率は4%?
Googleアドセンス合格率は4%と書かれているサイトがあります。
ただ、Googleが公式に発表したとは書かれていません。

残念ながら、アドセンス合格率は誰もわからないが答えでしょう。
いずれにしろアドセンス合格に定員があるわけではありません。
審査に落ちたときの逃げの理由に合格率4%だから仕方ないと自分を慰めても意味がありません。
合格するためのヒントもGoogleから公式に案内されているので目標に向かって頑張りましょう。
アドセンス合格のための基本対策
アドセンス合格するための正解論はありませんが、最短で合格するための基本対策はあります。
アドセンス合格のための7つの基本対策
- Googleアドセンスのポリシーを守る
- 記事数と文字数の確保
- 質の高いオリジナルコンテンツの作成
- 読者が迷わないサイト作り
- プライバシーポリシーの設置
- お問い合わせフォームの設置
- プロフィールを掲載
筆者がアドセンスに6回落ちて対策して合格した内容を記事にまとめましたので、ぜひお読みください。
Googleアドセンスのポリシーを守る
先ほど解説したGoogleアドセンスのポリシーの要約の内容に該当するようなコンテンツがないことを確認します。
注意しなければならない点としては、文字だけではなく画像もポリシーに違反するようなものが掲載されていると合格できません。(武器、ギャンブル系、ビールなどの画像は避けた方がいいです)
記事数と文字数の確保
明確な基準はGoogle公式からアナウンスはありませんが
- 10記事程度
- 2000文字以上/記事
これを目安にします。
30記事は必要とするサイトも見かけますが記事が多くなると、不合格になった際にどの記事が影響しているのかわかりづらくなります。
文字数は2000文字以上、重要なのは読者の悩みを解決できる記事ですので、有益な情報を書いていけば文字数も記事数も自然と増えてくるはずです。
質の高いオリジナルコンテンツの作成
有益で、質の高いオリジナルコンテンツとは?

読者の悩みを解決できる記事です。
あなたがGoogleを使うときを考えればわかります。
例えば
- 家族で旅行するので美味しいご飯が食べれるお店を知りたい
- エクセルの関数の使い方を知りたい
- スマホの充電器のオススメを探したい
- Googleアドセンに合格する方法を知りたい
検索をしてクリックしてあなたの悩みが解決できるページが有益で質に高いコンテンツです。
Googleで上位表示させるには、オリジナル性のある記事が必要です。
誰かの記事をコピーしたり、検索した意図と違う答えしか書いていない記事はGoogleは嫌います。
なので、記事に体験談や知識を盛り込みオリジナル性を高めることが大切です。
読者が迷わないサイト作り
有益で質の高い記事を書いただけでは合格はできません。
読者にとって読みやすい記事で、答えが探しやすいサイトになっている必要があります。
記事の具体的な対策
- 文字装飾(太字、文字色、アンダーラインなど)
- リスト化(箇条書き)
- 適度な画像挿入(altタグも挿入)
- 目次を作る
サイトの具体的な対策
- ナビゲーションメニューの設置
- 記事をカテゴリー分けする(2〜3程度の少なめ)
- サイドバーの設置
- フッターメニューの設置
読者が訪問したときに、他の記事に迷わず簡単にアクセスができるようにユーザビリティを上げることが大切です。
見やすく、読んで疲れない記事にするように心がけましょう。
プライバシーポリシーの設置
アドセンス合格するのは必須となります。
Googleに代わってあなたのサイトに広告を貼るということは問題が発生した場合はGoogleに責任が及びます。
プライバシーポリシーが設置されていないと、責任を持ってサイト運営をしていないと判断される可能性があります。
お問い合わせフォームの設置
サイト運営者に問い合わせ、質問などを取りたい場合の連絡手段がないと、責任を持ってサイトを運営していないと判断される可能性があります。
読者、運営者の双方向での連絡手段として問い合わせフォームの設置はしておくべきでしょう。
自分で問い合わせフォームを作成するのは大変で知識も必要になりますが、プラグインを利用すると誰でも簡単に作成できます。
プロフィールを掲載
サイトにプロフィールを掲載することで信頼性が増します。
どのような人が記事を書いているのか?が、わからないのと記事の信頼性が落ちてしまいます。
特別な資格、学歴がなくても大丈夫です。
あなたがどのような人物なのか書ける範囲で書きましょう。
こちらの記事でプロフィールの書き方について解説しています。参考にしてみてください。

まとめ
アドセンスに合格できない人向けに対策をまとめました。
筆者も6回アドセンスに落ちています。
諦めず、最後まで挑戦することで誰でも必ず合格できます。
あなたも、アドセンス合格してブログで収益0→1を達成できることを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。