
またGoogleアドセンス審査落ちました。
有用性の低いコンテンツって何?
もう何を修正したらいいかわかりません

有用性の低いコンテンツは審査落ちの大半を占めるそうです。
修正するポイントがあるのでしっかり解説します。
筆者も「有用性の低いコンテンツ」で3ヶ月で6回不合格になりました。
アド子ちゃんと同じで何を修正すべきかわからなくなったこともありました。
色々な方のアドバイスもいただきながら、7回目で無事に合格できました。
- Googleアドセンス挑戦中の人、これから挑戦を考えている人
- 何度も不合格となって悩んでいる人
- 有用性の低いコンテンツの対策がわからない人
有用性の低いコンテンツ対策ポイント8点

この腕組みオジサンが私の前に何度現れたことでしょうか、見飽きました。
勝手に現れてニコニコしながら、こう言うんです。

広告を掲載する準備がまだ整っていないよ。
いくつかの問題を解決する必要があるね。
その後に、とんでもなく失礼なことを言って帰ります。

複数のポリシー違反が確認されたから広告は貼れないよ!
有用性の低いコンテンツだよ
私はこんなことを6回も言われました。
彼はどこが悪いのか、何を直せばいいのかは一切教えてくれません。
自力で解決するしかないんですよ。
アドセンス申請してから結果が届くまで
・初回申請は結果が届くまでに10日。
・2〜5回目は結果が届くまで1週間。
・6回目は2日。
・7回目の合格は半日後に届きました。
他の方も同じようなことをTwitterで呟いているようですが、不合格の場合結果が届くのに1週間くらい。
合格のときは半日から数日で届くようです。
この記事では7回目にして、腕組みオジサンを倒すために実践した内容を解説します。
必須コンテンツ3点セットの設置
Googleアドセンスに合格するためには必ず設置しなければならないコンテンツがあります。
必須コンテンツ3点セットとは
- プライバシーポリシー
- お問い合わせページ
- プロフィール
これらについては、どのブログ記事にも書かれていることですので知っている人も多いと思います。
ポイントは、この3点セットは必ず固定ページに書きましょう。
プライバシーポリシー
アドセンス広告を配信するには、Googleからプライバシーポリシーは必須とされています。
参考:AdSenseヘルプ-必須コンテンツ
記載すべき項目は非常に多岐に渡り、内容も難しいため「ひな形」を流用することで簡単に作成できますのでオススメです。
広告配信に関する項目で、Googleアドセンス以外にもプライバシーポリシーの記載が求められているものがあります。
Amazon以外のASPではプライバシーポリシーの記載は不要です。
※必ず、利用されるASPの規約をご確認ください。
プライバシーポリシーを作成したら、次の手順でプライバシーポリシーページを設定します
- WordPressのメニューから「設定」→「プライバシー」をクリック
- プライバシー設定画面から「プライバシーポリシーページを変更する」をクリック
- プライバシーポリシー(固定ページ)を選択、このページを使うをクリック

固定ページ一覧で確認するとプライバシーポリシーとして設定したページが確認できます。

筆者はこのワードプレスのプライバシーポリシーページ設定を申請6回目まで設定していませんでした。7回目に設定し合格となりました。
ここは重要なポイントかも知れません。
お問い合わせページ
問い合わせページが必要な理由は、サイトの信頼性を上げるためです。
ユーザーからの意見、申し立てなど、どこに連絡すればいいのかわからないとサイトの信頼性を失います。
「問い合わせページ」を設置することでサイトと運営者の信頼性を上げ、結果Googleからも信頼されることになります。
問い合わせページの作成には(代表例)
- プラグイン WP Forms を使う
- プラグイン Contact Form 7 を使う
- Googleフォームを使う
当サイトでは「WPForms(無料版)」を使用してお問い合わせページを作成しています。
お問い合わせページの作成上のポイント
- 問い合わせページはわかりやすい場所に設置(グローバルメニュー、フッターメニュー等)
- 問い合わせを歓迎する雰囲気にする
- 問い合わせを受けてから、返信するまでの期日を明記する
- 問い合わせ項目は
「名前(ハンドルネーム)」
「返信用メールアドレス」
「問い合わせ内容」の3点に絞る
プロフィール
サイトの信頼性を上げるために、運営者情報のページを設置します。
個人ブログの場合、個人情報の詳細は不要です。開示可能な範囲で作成します。
初心者向けにプロフィールの書き方について記事にしました。

画像、写真、表、文字装飾を使い記事を読みやすくする
文字だけのブログは読みづらく、疲れます。
読んで疲れる=離脱するにつながります。
どんなに素晴らしい内容が書かれていても読んでもらえなければ伝わりません。
読まれる記事=Googleが評価する記事(検索に表示されやすい)と、なります。
画像・写真の使い方
記事に関連する画像、写真を入れることで読者に内容が伝わりやすくなります。
- アイキャッチ画像は必ず設定する
- h2見出しの下に画像や写真を入れる
- alt属性(代替えテキスト)を設定する
アイキャッチ画像
アイキャッチ画像は新着記事、人気記事に表示されるときにできるだけ目を引くようなインパクトのあるものを設定します。
アイキャッチ画像の中にタイトルを入れることでより読者を惹きつける効果があります。
- SWELLのアイキャッチ画像サイズは1200×630ピクセルが最適
- アイキャッチ画像は無料のデザインツールCanvaで初心者でもテンプレートから選ぶだけでプロ並みのアイキャッチ画像

画像、写真
記事の途中に画像や写真を入れると読みやすくなります。
写真はフリー素材でもいいですが、オリジナル写真も入れるとGoogleの評価が上がるようです。
- h2見出しの下に画像、写真を入れると記事が読みやすくなる
- オリジナル写真がなければフリー素材を使う
- alt属性(代替えテキスト)を設定する
オススメのフリー素材サイト
関連する画像の代わりにアフィリエイトの商品写真を貼りました。
ただし貼りすぎや、クリック誘導は避けるべきです。
alt属性(代替えテキスト)
記事に入れる画像、写真にalt属性(代替えテキスト)を設定しておくことで、画像が表示されない際に読者に何の画像であるかテキスト表示されます。
読者だけではなくGoogleにも、ここにはこんな画像が入っていますと伝えることができます。
alt属性(代替えテキスト)の設定方法
- WordPressメニューの「メディア」→「ライブラリ」と進む
- 画像を選んで「代替えテキスト」を入力します。

表の活用、文字装飾の使い方
ポイントなる箇所や比較する場合などは表(テーブル)を作成したり、強調する箇所は文字色を変えたり、アンダーラインをつけると見やすくなります。
SWELLは初心者も簡単に表の挿入や文字装飾が直感的にできる機能が満載です。
誰でもキレイな装飾ができるのでオススメです。

カテゴリーは少なく(2〜3項目まで)
当サイトはiPadでブログを運営することを主としています。
- BLOGカテゴリー
- APPLEカテゴリー
カテゴリーを2つに絞りアドセンスに申請しました。
各カテゴリーには最低4記事はアップしました。
「未分類」や「その他」のような曖昧なカテゴリーは作成しない方がいいです。
カテゴリー作成し記事が少ない、全くないということは避けるべきです。
カテゴリーを見ればどんなサイトかわかるような分類がいいですね。
また、タグ付けは行いませんでした。
これもタグはあるが記事が少ない、全くないということを避けたかったからです。
各メニューに設定する項目
グローバルメニューの項目
当サイトでグローバルメニューに設定しているもの

- ホーム
- カテゴリー(2つ)
- プロフィール
- お問い合わせ
カテゴリーについてはメニュー化する方が、サイトにどのような記事が書かれているかわかりやすくなります。
フッターメニューの項目
当サイトでフッターメニューに設定しているもの

- ホーム
- プライバシーポリシー
- プロフィール
- お問い合わせ
- サイトマップ
記事は10記事、文字数は2000文字目安に
オリジナリティの記事を求められているので、記事が競合記事とそっくりにならないように、体験談を盛り込み工夫をしました。
多くの記事をアップすると、どの記事が悪くて審査落ちしたのか把握が難しくなるので、10記事程度で様子を見ました。
文字数については記事が少なめであるため、ある程度のボリュームを出すために2000文字を目安に書きました。
体験談を盛り込むと2000文字くらいはすぐ書けるはずです。
サイトマップ作成、リンク切れの確認
WP sitemap pageの導入
サイトマップ作成用のプラグイン「WP sitemap page」を導入し読者向けのユーザーフレンドリーなサイトにしました。

WP sitemap pageの設定についてはShotaさんの記事を参考にさせていただきました。

リンク切れ(404エラー)の解消
- サイトマップから自分の記事のリンク切れをチェック
- Googleサーチコンソールでインデックス済み記事のリンク切れをチェック
削除済みの記事がインデックス登録されたままの状態であると、Google検索で表示されてクリックされた場合は404エラー(ページが存在しない)を返します。
404エラーを回避するためにGoogleサーチコンソールからURL削除をする方法があります。
こちらの記事を参考にさせていただきました。

サイトスピードの改善
ブログを開くときに表示が遅いと読者は他のサイトに行ってしまいます。
2018年にGoogleが行った調査によれば、サイトスピードが1秒から3秒に落ちると直帰率が32%上昇するという結果が出ています
このブログのサイトスピードを計測して改善しました。
改善前はデスクトップで80%、モバイルで77%でした。
Page Speed InsightsでURLを入力するとサイトスピードを測定できます。

こちらが改善後(現在)のサイトスピードです。
大幅に改善されています。
デスクトップは80%→100%まで改善されています

モバイルは77%→97%まで改善されています

【SWELLで高速化】サイトの表示速度を改善する方法【ブログSEO】を読んで改善の参考にさせていただきました。
プロの無料ブログ診断サービスでアドバイスをもらう
実は5回目の審査落ちメールが届いたときに、もう何をすればいいのかわからず諦めかけていました。
そんなときに、TwitterでReinxさんのツイートを見つけました。
藁にもすがる気持ちでReinxさんにDMし無料ブログ診断を依頼しました。
数日後に1万文字を超える詳細レポートをいただきました。
その中に、ここで解説した実践内容も含まれており参考にさせていただきました。
とても優しい方で今でもTwitterで繋がっています。
自分で解決できない場合はプロにアドバイスをいただくのもいい方法だと思います。

完全無料で診断していただきました。
まとめ
アドセンス審査に6回落ちましたが、ポイントを抑えれば初心者でも必ず合格できます。
ここで解説したポイントで、まだ実践していないものがあれば是非取り入れてみてはいかがでしょう。
- 必須コンテンツ3点セットの設置
- 写真、装飾で、見やすく、読みやすく
- カテゴリーは少なく
- メニューの設定
- 10記事、2000文字を目安に
- サイトマップの設置、リンク切れ解消
- サイトスピードの改善
- プロのアドバイスをもらう
初心者のうちは、いい記事を量産することは難しいですが、Googleに気に入ってもらうことを優先するより
読者のためになる記事を書いて、読者が欲しい記事を見つけやすくする工夫をしていくことで
たくさん記事が読まれることでGoogleに評価され、必然的にアドセンス合格につながるものと思います。
筆者は6回審査落ちして、どうしたらGoogleに気に入られるのかばかり考えていました。
読者優先、問題を解決する記事が少なかったのです。
少し遠回りしましたが、貴重な経験ができたと思います。
この記事が、アドセンス挑戦中の人、これから挑戦しようと考えている人のお役に立てれば嬉しいです。
初心者でもアドセンスは必ず合格できます。諦めず頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。